"> 軍艦やまと〜宇宙戦艦ヤマト-再建篇- 第15章

軍艦やまと

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- 第 15 章 -

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 ヤマトは銀河中心部へ急いでいた。
「間もなくガルマンの国境です」
 太田は報告した。
「良し。相原!暗号電文をデスラーに送れ!」
 古代は相原に命じた。
「了解。暗号電文をデスラーに送ります」
 相原は暗号電文の作成に入った。
「太田、アレ以来ミサイルは確認出来たか?」
 古代は太田に聞いた。
「月軌道以来確認出来ていません」
「艦長、デスラー総統への暗号電文送信完了しました」
 相原は古代に暗号電文の送信完了を報告した。
「古代、もう直ぐ戦闘空域に入るころだぞ」
 真田は古代に言った。
「本艦は間もなく戦闘空域に入る。総員、戦闘配備!」
 古代はマイクを取って艦内に流した。
「総員戦闘配備!総員戦闘配備!!」
 斉藤は全艦に戦闘配備を伝えた。

 デスラー艦――
「総統、ヤマトより暗号電文です」
 タランはデスラーに暗号電文を渡した。
「タラン、ボラー共は気づいているのか?」
 デスラーはタランに聞いた。
「恐らく気づいていると思われます。この戦闘もヤマトを誘き出す戦略かもしれません」
 タランはデスラーに言った。

 連合艦隊旗艦――
「首相、ヤマトの暗号電文を傍受しました」
 兵士は報告した。
「解読は出来たか?」
 マルチェンコフは聞いた。
「分析によるともう直ぐヤマトが戦闘空域に入ると・・・」
「ブラックホール砲艦隊と・・・ディンギルの水雷母艦10隻ほどまわしもらえ」
 マルチェンコフはブラックホール砲艦隊とディンギルの水雷母艦10隻を借り向かわせるよう命じた。
「攻撃の手を緩めるな!デスラーに反撃を許すな」
 連合艦隊は数でデスラーを押していた。

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「戦況は我が連合軍優位!」
 連合艦隊兵士は報告した。
「しかし、ガルマン艦尚も健在」
「如何いう事だ!」
「ガルマンのやつ等は船を戦闘中に修復している模様」
 兵士は言った。
「おのれ、デスラーめ。ハイパー・ブラックホール砲発射用意」
 マルチェンコフは切り札ともいえるハイパー・ブラックホール砲の発射を命じた。
「ハイパー・ブラックホール砲エネルギー充填に入ります」
「目標、ガルマン艦。誤差修正!」
 マルチェンコフの超弩級機動戦艦の艦首にエネルギーが集まり始めた。
「全艦に告。ガルマン艦を足止めしつつブラックホール砲の射程外へ退避せよ」

 デスラー艦艦橋――
「総統、敵の動きが変です。若しや射程の長い兵器を使うのでは?念のためワープの準備を」
 タランはデスラーに進言した。
「その積もりらしいな・・・全艦、ワープ準備!敵の発射と同時に背後に回りこむ」
「全艦、ワープ準備!」
 タランは復唱した。
「修復中の艦は直ちに戦闘空域より離脱せよ!」
 デスラーは修復中の艦に退避を命じた。

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「エネルギー充填120%」
「ハイパー・ブラックホール砲発射準備完了!」
 兵士はエネルギー充填完了を報告した。
「ハスキンは充填に入ったか?」
 マルチェンコフは聞いた。
「入った模様です」
「全艦、退避完了しました」
 兵士は艦隊の退避を報告した。
「好し。ハイパー・ブラックホール砲発射!」
 マルチェンコフは発射を命じた。
 ボラーの超弩級機動戦艦の艦首から強力なエネルギーが発射された。

 デスラー艦
「敵に発射反応!」
 デスラー艦兵士は報告した。
「全艦、ワープ!」
 デスラーはワープを命じた。
 ガルマン艦はデスラー艦を追うように次々とワープして行った。
 しかし損傷し退避中の艦は敵の攻撃で一瞬で消滅した。
「ワープ終了!敵の背後に回りこみました」
 デスラー艦兵士は報告した。
「退避中の艦は?」
 デスラーは聞いた。
「全滅しました」
 タランは報告した。

- 4 -


「艦隊後方にガルマン艦出現!」
 ボラー兵士は報告した。
「ハスキン艦へ。ガルマン艦へブラックホール砲を発射!」
 マルチェンコフは命じた。

 ハスキン艦――
「ガルマン艦は?」
 ハスキンは聞いた。
「ガルマン艦は反転中です」
 それを聞いてハスキンは命じた。
「ハイパー・ブラックホール砲発射!」
 ハスキン艦からガルマン艦へエネルギーが発射された。
「之でデスラーも終わりだな・・・」
 ハスキンは呟いた。

 デスラー艦――
「敵に発射反応!之は・・・ブラックホール砲です」
 デスラー艦兵士は報告した。
「反転を急げ!」
 デスラーは命じた。
「反転、間に合いません」
「機関全速、全速離脱」
 デスラーが急いで命じるも、ボラーのブラックホール砲は艦隊後方で炸裂しあっという間に残存艦の半数がブラックホールに飲み込まれた。
「残存艦は後何隻だ」
 デスラーは聞いた。
「本艦の他はドメラー艦隊20、ガルマン・ウルフ艦隊10です」
 タランは報告した。 
「全艦、ブラックホール砲装備艦の砲口を集中攻撃せよ」
 ガルマン艦はボラーのブラックホール砲口に攻撃を始めた。
「敵に命中もダメージなし」
 兵士は報告した。
「全艦、ガルマンカートリッジ弾装填」
 デスラーはガルマンカートリッジ弾装填を命じた。
「艦隊後方に敵!」
 体制の乱れたガルマン艦は格好の的になった。
「味方艦、爆発」
 デスラー艦艦橋は騒然となった。
「全艦ワープ!」
 デスラーはワープを命じた。
「周囲は完全に包囲されました。ワープも不可能です」
 兵士は力なく報告した。

- 5 -


「総統、連合艦隊から通信です」
 タランは言った。
「繋げ!」
 デスラーは言った。
 スクリーンに勝ち誇ったグレート・マルチェンコフが現れた。
「デスラー、最後の言葉があるのなら聞いてやる」
「貴様に言う事などない」
 デスラーは言った。
「そうか・・・それが最後の言葉か?」
「私に最後の言葉はない。デカイ顔をして居れるのも今のうちだぞ」
 
「ん?一寸待て・・・」
 マルチェンコフは言った。
「待たせたな、デスラー」
 マルチェンコフは言った。
 その時、連合艦隊の艦が数隻爆発した。
「首相、大変です。ヤマトが・・・」
 兵士は報告した。
「何〜ヤマトだと・・・ブラックホール砲艦隊は如何した?」
「それが・・・ワープでかわされた模様です」
 兵士は報告した。
「マルチェンコフくん、慌てている様だが如何かしたのかね?」
 デスラーは聞いた。
「デスラー、話は之で終わりだ!」
 マルチェンコフは通信を切った。

 デスラー艦――
「総統、ヤマトが・・・」
 タランは報告した。
「之で形勢は変わる。全艦、体制を整えよ」
「全艦、敵機関部を砲撃せよ!」 
 デスラーはヤマトの攻撃で乱れた隙を見逃さなかった。
 体制を整えたガルマン艦は敵の機関部を集中砲火した。

 

第15章END...


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