軍艦やまと

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- 第 22 章 -

- 1 -

 超巨大要塞――
「聖総統、敵艦が反転してきます」
「ふっふっ、だんだん私のシナリオ通りになって来たぞ」
 聖総統は呟いた。


 ネオ・デスラー艦――
「艦首前方に敵確認!大要塞です」
 兵士は報告した。
「主砲発射用!目標、敵要塞」
「一番砲発射準備完了!」
「二番砲発射準備完了」
 各砲から発射準備完了の報告が来た。
「発射!」
 デスラーは、発射を命じた。

 
 超巨大要塞――
「敵に発射反応!」
「此の要塞の装甲を撃ち破れる物など此の宇宙にはないのだ」
 聖総統の言葉通りエネルギー弾を弾いた。
「今度は、此方の番だ!上部ビーム砲掃射!」
 要塞のビーム砲がデスラー艦に雨のように降り注いだ。


 ネオ・デスラー艦――
「上部甲板大破!」
「左舷瞬間物質移送機損傷!」
「左舷、格納庫ゲート開閉不能!」
 ネオ・デスラー艦は至る所から炎と煙が噴出した。
「ドメラー艦隊を出せ!」
「しかし、総統!ドメラー艦隊は殆ど戦闘不能状態です」
「いいから出せ!」
 デスラーはドメラー艦隊の発進を命じた!
 ネオ・デスラー艦からドメラー艦隊が発信していった。


 超巨大要塞――
「聖総統、敵艦より複数の艦船が出てきました」
「あの、屑艦隊の相手は艦載機で十分だ!」
「艦載機全機発進せよ」
 メルダーは聖総統の指示を兵士に命じた。
 超巨大要塞の艦載機発進口から艦載機が発進していった。  

 

- 2 -


 ネオ・デスラー艦――
「敵艦載機接近!」
「ドメラー艦隊、艦載機を撃ち落せ!」
 デスラーはドメラー艦隊に敵機の撃墜を命じた。


 ドメラー艦――
「全空母へ、敵機を撃ち落しつつ敵要塞をミサイル攻撃せよ!」
 ドメラーは、全空母へ伝達した。


 ドメラー艦隊空母からガルマン機が飛び立っていった。
「全戦闘艦、敵要塞をカートリッジ弾で砲撃せよ!」
 ドメラーは次々攻撃命令を自艦隊に出した。
 ドメラー艦隊は一糸乱れぬ攻撃を敵要塞にした。


 超巨大要塞――
「カートリッジ弾を使おうが無駄だ!」
「我が要塞に攻撃した艦隊にビーム砲を雨のように降らせてやれ!」
 超巨大要塞のビーム砲がドメラー艦隊に襲い掛かった。


 ドメラー艦――
「見方戦闘艦、爆発!」
 ドメラー艦隊は次々、要塞のビーム砲で沈んで入った。
「全艦、要塞のビーム砲射程外に退避!」
 ドメラーは退避を命じた。
 退避中にも見方の艦は沈められていた。


「全艦、ハイパー・デスラー砲発射用意!」
 ドメラーはハイパー・デスラー砲の発射準備を命じた。


 超巨大要塞――
「聖総統!敵が反転離脱、エネルギー充填をしている模様」
 兵士は報告した。
「逃がすな!」
 要塞は少しずつビーム砲を放ちながらドメラー艦隊に近づき始めた。


 ドメラー艦隊――
「司令、味方護衛艦全滅!」
「エネルギー充填はまだか?」
「エネルギー充填完了!」
「第二艦隊、ハイパー・デスラー砲発射!」
 ドメラーは第二艦隊に発射を命じた。
 

- 3 -

 


 超巨大要塞――
「敵、エネルギー砲接近!」
 
 ドメラー第二艦隊のハイパー・デスラー砲は敵要塞に遅いかかった。
 激しい閃光の晴れた後に現れたのは無傷の要塞だった。
「わっはっはっはっ、そんなゴマのような砲撃が此の超巨大要塞に聞くか!」
 聖総統は、高笑いをしながら言った。

「今、我が要塞に砲撃した艦隊に主砲を発射せよ!」
 超巨大要塞の巨大な主砲の砲口がドメラー第二艦隊に向けられた。
「発射!」
 超巨大要塞から発射されたエネルギーは、一瞬でドメラー第二艦隊を葬り去った。

 ドメラー艦――
「司令、たったの一発で第二艦隊が全滅しました」


 超巨大要塞――
「主砲第二弾用意!」
 巨大な砲が回転して新しい砲がドメラー艦隊に照準を合わせた。


 ドメラー艦――
「今だ!敵要塞の砲口に撃ち込むんだ!」
 ドメラーが残存艦にハイパー・デスラー砲の敵砲口への発射を命じた。
 ドメラー艦隊の発射したハイパー・デスラー砲は敵砲口へ伸びていった。

 超巨大要塞――
「敵より強力なエネルギーが接近してきます」
 兵士は叫んだ。
「主砲発射を急げ!」
 聖総統は命じた。
「ま、間に合いません」
「砲口を閉じろ!」
「閉めるのも間に合いません」
 兵士が報告すると同時にエネルギーが砲口に直撃した。

「被害の方は?」
「主砲の内装甲の一部が破壊されました」
「直ちに修理しろ!」
「はっはっ」
 兵士は直ぐに修理に向かった。
 

- 4 -

 


 ドメラー艦――
「司令・・・敵にダメージありません」
「ハイパー・デスラー砲でもだめか・・・」
「ドメラー司令、総統のネオ・デスラー砲なら効くのではないでしょうか?」
 兵士はドメラーに聞いた。
「総統のなら効くかも知れないが、あの装甲をどうかしない限り要塞にダメージを与えることが出来ない」


 超巨大要塞――
「おのれ〜此の要塞に傷を付けてくれたな!」
「魚雷発射!」
 聖総統は魚雷発射を命じた。
「私の大事な部下と艦隊を葬ってくれたお礼だ!受け取れ」
 超巨大要塞から発射された魚雷はドメラー艦隊に襲い掛かった。


 ドメラー艦――
「司令、敵要塞より超大型魚雷が発射されました」
 兵士は報告した。
「主砲で破壊しろ!」
 ドメラー艦隊は接近する魚雷に主砲の集中砲火をした。
「司令、主砲では破壊できません」
 兵士は言った。
「デスラー砲のエネルギー充填にも時間が掛かる・・・全艦散開せよ!」
 ドメラーは散開を命じるも魚雷の雨で艦隊は全滅した。
「本艦の被害は・・・」
「全砲塔使用不能、デスラー砲発射不能。機関出力60%」


 超巨大要塞――
「全砲門をあの大型艦に向けよ」
 聖総統はネオ・デスラー艦に向けるよう命じた。
「攻撃準備完了」
「発射ーーーーー!」
 超巨大要塞からネオ・デスラー艦にビーム砲が至る所に命中した。


 ネオ・デスラー艦――
「第一砲塔、大破!」
 デスラー艦はあっという間に砲塔を使用不能にされた。
「ドメラー艦隊も壊滅、本艦も砲撃不能か・・・」


- 5 -


 超巨大要塞――
「敵艦沈黙!」
「いよいよトドメをさしてやるか・・・その前に敵艦に通信回路を繋げ!」
 聖総統は通信回路を開くよう命じた。

 ネオ・デスラー艦――
「総統、敵要塞より通信です」
 タランはデスラーに報告した。
「通信回路を繋げ!」
 デスラーは通信回路を繋ぐよう命じた。

『私は暗黒星団帝国聖総統「ダーク・エンペラー」だ』
「私はガルマン・ガミラス帝国総統、デスラーだ!」
『ガミラス?あのガミラスの支配者か?』
「そうだ。大ガミラスのデスラーだ」
『デスラー総統よ、聞くところによるとカザンを葬ってくれたそうだな』
「カザンくんとやらは、私の正体を知らなかったようだが、挨拶代わりに亡き者にしておいたよ」
『何故、我らのヤマト抹殺計画の邪魔をする』
「そうか、ヤマトの抹殺計画か。そんなにヤマトに母星を滅ぼされたのが憎いか?」
『当たり前だ!そのお陰で我らは放浪の運命を負わされたのだからな・・・そう言うデスラーお前は如何なのだ?』
「ダーク・エンペラーくんとやら、私の本性を知らないのかね?」
『いや、知らないが』
「そうか、知らないのか。此の機会に教えておいてやろう・・・私はズット待っていたのだガミラスを破壊したお前たちに出会うのをな・・・」
『では、そろそろ雌雄を決するとしよう・・・』
 通信はデスラーから切った。


 超巨大要塞――
「おのれ〜カザンを葬ったのはあのガミラスの残党どもだったか・・・」
「全砲門を敵艦に向けよ!」
 聖総統はデスラー艦に砲門を向けるよう命じた。
「ビーム砲発射!」
 

 ネオ・デスラー艦――
「左舷、艦載機発進口被弾!」
「右舷、ミサイル発射口大破!」
「総統・・・」
「うろたえるな!」
「タラン、ネオ・デスラー砲発射準備!」
「ネオ・デスラー砲発射用意!」
 タランは兵士に発射準備を命じた。

 超巨大要塞――
「敵艦、沈黙!」
「之でトドメだ!」
「主砲発射用意!」


 ドメラー艦――
「司令、敵要塞の砲塔が回転し始めました」
「総員退艦せよ!」
「司令は?」
「自動操縦システムを作動させて敵要塞の砲口を塞いで、そこにネオ・デスラー砲を撃ちこんで貰う」
 負傷兵は脱出艇でネオ・デスラー艦へ移動し始めた。

 ネオ・デスラー艦――
「総統、ドメラー艦の兵士たちが艦を捨て本艦に移動してきます」
「何?ドメラーは戦闘放棄したのか?」
「総統、ドメラーは若しや敵要塞の砲口に艦を突撃させて砲口を塞いでそこを総統に打たすつもりでは?」
「そうか、ゴルバのウィークポイントはアソコだったな・・・」 

 

第22章END...


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