軍艦やまと

戦艦大和宇宙戦艦ヤマト特別企画BBSMAILサイトマップLINK


- 第 26 章 -

- 1 -

 赤色艦隊――
「デルータ司令、地球艦隊の一部にエネルギーの上昇を確認!」
「デスザス砲発射!」
「しかし司令、前方には見方艦が・・・」
「構わん。味方艦ごと粉砕するのだ!」
 デルータは味方ごと地球艦隊の粉砕を命じた。
「デスザス砲発射10秒前」
「5、4、3、2、1」
「発射!」
 赤色艦隊から発射されたエネルギーは、味方艦を一瞬で葬ってヤマトと地球艦隊へ襲い掛かった。


 ヤマト――
「背後より、強力なエネルギーがヤマトへ接近してきます」
 アナライザーは報告した。
「総員衝撃に備えろ!」
 古代は急いで全艦に流した。
 その直後艦尾で爆発が起こった。
『此方、機関室・・・太助・・・波動エンジンに被弾・・・全隔壁動きません。真田さん、機関長早く来てください』
『チュドーン』
「徳川ーー!」
「真田さん、機関長直ぐに機関室へ行ってください」
「アナライザー、お前も行って手伝え!」

「消火班、修理班、救護班は機関室へ急行しろ!」

 敵のエネルギー砲が直撃したヤマトの艦尾からは炎と煙が勢い良く噴出していた。


 赤色艦隊――
「ヤマトへ全弾命中!」
「ふっふっ第二弾用意」
「エネルギー充填100%」
「目標、地球艦隊。発射!」
 再び赤色艦隊からエネルギーが発射された。


 ヤマト――
「敵エネルギー再び来ます」
「島、回避出きるか?」
「さっきの攻撃で舵を遣られていますので回避不能」
「総員再び衝撃に備えろ!」

 ズガーン!!!!

「艦尾大破!」
「太田地球艦隊まであとどの位だ?」
「地球艦隊まで10分」


 アンドロメダ――
「司令、ヤマトが・・・」
「全艦、前進」
 水谷はヤマト救出の為前進を命じた。


- 2 -



 ヤマト機関室――
 そこは炎渦巻く戦場と化していた。
「徳川ー」
 機関長は徳川の顔を叩いた。
 気を失ってた徳川は眠そうに目を開けた。
「気がついたか徳川?」
「う〜ん・・・機関長?如何したのですか?」
「お前は気を失っていただけだ」
「お前の報告が早かったからエンジンに火が入らなくてすんだぞ!」
 機関室では真田が指揮して伝道管の切断消火作業が進めだれていた。
「そうですか・・・良かった・・・」
 太助は安心して再び気を失った。
「山崎さん、その人は生存者ですか?」
 救護兵は山崎に聞いた。
「早く佐渡先生の所に運んで、休ませてやれ」
 太助は担架に乗せられると治療室に運ばれベットに寝かされた。


 ヤマト医務室――
「忙しいたらあらしない・・・」
 治療室はもう一つの修羅場になっていた。
「佐渡先生、新たに10人お願いします」
 新たに救出された兵士たちが運び込まれ佐渡の仕事が更に増えた。
「数が多すぎてワシ一人では手が回らん。そこのお前手伝え!」
「えっ?」
「そうじゃ。お前じゃ。早くせんか!助かる者も助からなくなるぞ!」
 佐渡は救護班の一人に治療を手伝わせた。


 アンドロメダ――
「ヤマトまで10宇宙キロ」
「主力戦艦波動砲発射30秒前!」
 主力戦艦の艦首にエネルギーが集まり始めた。
「全艦、対閃光防御!」
「発射!」
 主力戦艦から波動砲が一斉に発射され赤色艦隊に向かった。


 赤色艦――
「地球艦隊の一部から強力エネルギーが発射されました」
「デスザス砲、第三弾発射!」
 デルータは再び発射を命じた。


- 3 -



 アンドロメダ――
「敵に発射反応!」
「強力なエネルギーがヤマトと本艦隊に接近してきます」
 その時ヤマトと主力艦に敵エネルギーが直撃した。
「艦隊の被害は?」
「主力戦艦10隻沈没」
「ヤマトは」
「敵弾更にヤマトへ命中・・・」


 ヤマト――
「煙突ミサイル被弾!」
「第三主砲大破!」
「第二副砲被弾」

「艦長、速力更に低下」 


 赤色艦――
「ヤマトへ10発命中!」
「地球艦隊10隻撃沈!」
「ふっふっふっ、良いぞ。その調子だ」
「デスザス砲第四弾用意!」


 アンドロメダ――
「司令、再び敵エネルギー上昇中です」
「伊賀、甲賀。ヤマトと惑星へ影響の無い波動砲発射角度を割り出せ!」
 水谷は伊賀と甲賀に波動砲発射角の割り出しを命じた。

『此方、伊賀。現在位置より十一時の方向なら発射は可能です』
「ハイパー・拡散波動砲発射用意!」
「司令、威力も判らないのに発射命令出されては・・・」
「今は一刻を争うのだ!お前達は目の前でヤマトが沈む姿が見たいか?」
「そ、それは・・・」
「ハイパー・拡散波動砲エネルギー充填10%」
 兵士は波動砲のエネルギー充填に入った。


 赤色艦隊――
「第四弾エネルギー充填完了!」
「第四弾、発射!」
 デルータは第四弾の発射を命じた。


 ヤマト――
「再び敵強力エネルギー直撃します」
 太田は報告した。
 ズガァーン
「第二艦橋被弾」
「左舷昇降エレベーター使用不能!」
 敵のエネルギー弾が命中するたびにヤマトの速度は落ちていった。


 
- 4 -

 


 アンドロメダ――
「エネルギー充填200%」
 アンドロメダではエネルギーを極限まで高めていた。
「ハイパー・拡散波動砲発射準備完了!」
「全艦対ショック対閃光防御!」


 赤色艦――
「司令、敵旗艦のエネルギー数値が我が艦隊の兵器より値を超えています」
「デスザス砲の発射準備を急げ!」


 アンドロメダ――
「発射10秒前!」
 戦闘指揮席に就いてた兵士はカウントダウンをした。
「5、4、3、2、1」
「発射!」
 アンドロメダから強力なエネルギーが赤色艦隊へ発射された。


 赤色艦――
「デルータ司令、敵旗艦より超強力エネルギーが発射されました」
「デスザス砲発射!」
 司令官は惑星の影に隠れて発射を命じた。

 しかし、発射されたエネルギーは逆にアンドロメダのエネルギーに飲み込まれ赤色艦を一瞬で葬り去った。
「司令、我が艦隊が・・・」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁ」
 デルータは言葉にならないことを発した。

「地球艦隊接近!」
「くそう、撤収だ!」
 デルータはワープを命じた。


 アンドロメダ――
「敵艦隊、全滅した模様」
「敵の旗艦は?」
 水谷は聞いた。
「敵旗艦はワープで逃げた模様。空間湾曲反応を観測しました」
「逃げた方向は?」
「銀河中心部方面に逃げたものと思われます」
「伊賀と甲賀は全レーダーを駆使して敵の位置を割り出してくれ」
 水谷は伊賀と甲賀に敵の逃げた場所を割り出すよう命じた。


 

- 5 -

 


 ヤマト――
「艦長、アンドロメダの水谷艦長より入電です」
「繋いでくれ!」
「了解、メインに繋ぎます」
『古代艦長、ヤマトを追い込んだ敵は片付けました』
「敵は?」
『一隻ほど取り残してしまいました。現在調査を伊賀と甲賀に命じてあります』
「艦長、艦内の消火作業は殆ど終了しました」
「直ぐに修理作業に入ってくれ」
 古代は南部に命じた。
『古代艦長、之から艦隊が合流して修理を手伝います』
「お願いします」


 アンドロメダ――
「全艦、ヤマトへ急行せよ」
 水谷はヤマトの修理の為急ぐよう命じた。


 ヤマト――
「真田さん、全体の修理はどの位掛かますか?」
 古代は機関室の真田に聞いた。
「あっちコッチやられている上にエンジンの修理に相当時間が必要だ!」
「少なく見積もっても3日かかる」
「地球艦隊、ヤマトまで10宇宙キロ」
 太田は報告した。

「アンドロメダ型戦艦空母、ヤマトと接舷!」

『古代艦長、只今よりヤマトの修理に入ります』
 ヤマトの隣に停泊したアンドロメダ型戦艦空母から修理物資等が出され修理が始まった。

 ズガガガガ
 チュイ〜ン

 戦艦空母の作業員はヤマトの外装の修理作業に入った。

「真田さん、船内の指揮はお願いします」
『任せておけ』

「佐渡先生、治療はまだ終わる見込みはありませんか?」
『おぉ、古代か。怪我人が多すぎてベットが足りん。後、人手もじゃ』
「一寸、待ってください」

「相原、アンドロメダに負傷者の収容と衛生兵の手配を頼んでくれ」
「了解!」


 アンドロメダ――
「司令、ヤマトから負傷者の収容と衛生兵の手配の要請がありました」
「地球一の名医の佐渡先生が応援を要請するとは余程ことではないのだろう」
「了解したと返信してくれ」


 ヤマト――
「アンドロメダより返信!ヤマトの要請を承る」

「佐渡先生、もう直ぐ応援が来ますから頑張って下さい」
『出来るだけ早くしてくれよ。助かる者も死んだらたまらん』

 

第26章END...


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