軍艦やまと

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- 第 28 章 -

- 1 -

 超弩級巨大戦艦空母――
「聖大帝、間もなくアンドロメダ星雲に入ります」
「全艦、戦闘配備!」
 
 ドォォォン!!

 すさまじい爆発音と振動が艦を襲う。
「何事だ!」
「白色彗星側の攻撃です。今ので護衛艦10隻、戦艦5隻が沈みました」
「敵の場所は何処だ!」
「レーダーの圏内に確認できず」
 兵士は報告した。
「火炎直撃砲か・・・全空母へ直ちに艦載機を出撃させるのだ!」
 聖大帝は艦載機の出撃を空母等へ命じた。
 赤色艦隊空母から戦闘機が発進して行き火炎直撃砲撃った敵の撃滅作戦が開始された。


 彗星帝国――
「ズォーダーズ大帝、赤色星団の艦隊が我が勢力圏内に侵入してまいりました」
「新型火炎直撃砲は威力を発揮しているようだな・・・」
「その様で、大帝・・・」
「ガトランチス砲は完成したか?ミル」
 大帝はミルに聞いた。
「はっ、既に外部ガトリング砲に装備。現在非常用超巨大戦艦の最終調整中です」
「超巨大戦艦を出すことになってもいい様に整備をしておけ!」
 大帝はミルに最終調整を急ぐよう命じた。
「して、ナスカは?」 
「ナスカはバルーゼの下、赤色艦隊の艦隊編成偵察中です」

 
 ナスカ艦隊――
「偵察機、発進!映像転送後は此処に戻らず敵に特攻せよ」
 空母から偵察機が飛び立っていった。
「火炎直撃砲第二弾用意!」
「火炎直撃砲エネルギー充填完了」
「発射!」
 ナスカは発射を命じた。


 赤色艦隊――
「8時の方より敵機接近!」
「撃ち落せ!」
 赤色艦は白色の偵察機を集中砲火で撃墜した。
 しかし、その時には映像は本体に転送された後だった。

 ドカ〜ン

「見方戦艦10隻轟沈!」
「敵弾から位置を割り出せ」
「10時の方から弾道が来ました」
 兵士は報告した。
「全艦10時の方に進路を取れ!」
 聖大帝はナスカの居場所に気付いて撃滅を命じた。

 ナスカ艦隊――
「敵艦隊接近!数・・・・」
「如何した報告を続けろ!」
 ナスカは報告を続けるよう命じた。
「敵艦の数、約10万」
「急ぎ本星に報告するのだ!」
 ナスカは本国に報告するよう命じた。


 彗星本星――
「大帝、ナスカより報告が届きました」
「読め!」
「敵艦隊の数は10万を超えていると・・・・」
「で、ナスカは?」
「健闘むなしく戦死した模様です」
「バルーゼ艦隊を引き上げさせよ」
 大帝はバルーゼに帰還命令をだした。
 

- 2 -



 赤色艦隊――
「聖大帝、白色の大艦隊が引き上げていきます」
「敵までの射程は?」
「約、300万宇宙キロです」
 兵士は報告した。
「第二艦隊を差し向けろ!」
「聖大帝、幾らなんでも半分も差し向ける必要があるでしょうか?」
「相手が白色彗星最強の司令だからだ!あのデモンでも倒すことが出来ない程の相手だからこそ5万もの大艦隊を預けたのだ」


 デモン艦――
「聖大帝のご命令が下った。バルーゼの艦隊を一気に叩き潰してやる」
 聖大帝の本体からデモン艦隊が出撃していった。

 

 彗星帝国本星――
「大帝、バルーゼ提督の艦隊を追尾してくる多数の敵艦を確認!」
「バルーゼとの決着をつける気だな。直ちにワープで本星にもどれと伝えろ」
 兵士は直ちにバルーゼに連絡を入れた。


 バルーゼ艦――
「何、本国までワープで引き迎え撃てだと?」
「はっはい」
 兵士は通信内容を報告した。
「大帝のご命令とあらば仕方あるまい。全艦ワープ!」
 バルーゼはワープを命じた。
 バルーゼ艦隊は次々ワープして行った。
  


 デモン艦――
「提督、敵はワープで後退した模様です」
「ワープの必要はない。このまま追撃をする」
「何故ワープで一気に追撃しないのです?」
 兵士はデモンに聞いた。
「若し、ワープで彗星の前に出たら超重力で全滅したらたまらん。このまま通常航行で追撃をする。速度を上げよ!」
 デモンは速度を上げて追撃するよう命じた。


 彗星帝国――
「大帝、バルーゼ提督がワープで後退してまいりました」
「バルーゼに速やかに戦闘配備を取る様命じるのだ!」

 

 バルーゼ艦――
「全艦戦闘配備!大戦艦前へ」
 バルーゼは彗星の前に陣形を取った。
「敵艦隊、パイパー・火炎直撃砲の射程内まで100宇宙キロ」
「ふっふっふっふっ、発射!」
 バルーゼのメダルーザから火炎直撃砲を超えるエネルギーが発射された。

 

 デモン艦――
「敵艦に発射反応!」
「弾道は?」
「確認不能です」
 
 ズガ〜ン

「味方戦艦10隻沈没!!!」
「ちっ、火炎直撃砲か・・・全艦長距離砲発射用意!」
 デモン艦隊から長距離砲撃が開始された。



- 3 -


 バルーゼ艦――
「敵艦隊に発射反応!」
「発射反応は?」
「確認しています。敵弾到達まで一分」
「回避は?」
「無理です敵弾無数。被害甚大は避けられません」
 その直後バルーゼ艦隊は無数の敵弾で沈められていった。
「見方艦多数沈没!」
「敵の主砲は我が艦隊よりも長いのか・・・」
「全艦、火炎直撃砲用意!」
「提督、此のままでは全滅してしまいます」
「止むえん、都市帝国に引き上げだ!」
 バルーゼ艦隊は都市帝国に逃げ始めた。


 デモン艦隊――
「提督、敵は壊滅です」
「良し、そのまま都市帝国を砲撃せよ!」
 デモンは都市帝国への攻撃を命じた。
 デモン艦隊は都市帝国への攻撃を始めた。
「提督、攻撃が通じません」
 攻撃は彗星の超重力で届いていなかった。


 彗星帝国――
「大帝、バルーゼ艦隊は壊滅状態です」
「バルーゼは?」
「今、収容中です」
「敵を踏み潰す。機関始動!」
 大帝は機関始動を命じた。
 彗星はゆっくり動き始めデモン艦隊に迫り始めた。


 デモン艦――
「デモン提督、彗星が動き始めました」
 兵士は報告した。
「全艦、赤色砲発射用意!」
 デモンは赤色砲の用意を命じた。
「発射準備完了!」
「ふっふっ、発射!」
 5万もの戦艦群から一斉に強力なエネルギーが発射された。
 発射されたエネルギー群は彗星へ伸びていった。


 彗星帝国――
「大帝、敵から強力なエネルギーが発射されました」
「ガス帯が消えても我が帝国は倒れん」
 その直後、敵エネルギーはガス帯に命中しガス帯は消え去った。
 しかし時差攻撃だった為、都市の一部が破壊された。
「大帝、都市帝国の一部が破壊されました」
「我が帝国に牙を剥いたことを後悔させてやる。ガトリング砲よりハイパー・火炎直撃砲を発射せよ!」
 ズォーダーズは怒りを込めて命じた。

 キュィ〜ン

 ガトリング砲がゆっくりまわり始めて火炎直撃砲が発射され始めた。


- 4 -


 デモン艦――
「敵、都市帝国より攻撃が始まりました」
「構うものか、全艦砲撃せよ!」
 
 ドドォォォォォン!!!!!

「味方戦闘艦爆発!」
「何爆発だと!一体何隻だ?」
「既に、100隻は沈みました」
「攻撃パターンは掴めないのか?」
「攻撃パターン不明!」
 その間に都市帝国の火炎直撃砲連続発射で短時間でその数を減らしていった。
 都市帝国の攻撃は圧倒的でデモン艦隊は全滅は間近に迫っていた。


 都市帝国――
「バルーゼ、再び艦隊を率いてデモンを亡き者にせよ!」
 大帝はバルーゼに最後の機会を与えた。
「必ずや勝利のご報告をお持ちします」
 バルーゼはそう言うと出撃していった。


 デモン艦――
「くそっ、5万もの大艦隊を預けてくれた聖大帝への顔向けが・・・」
「デモン提督、都市帝国の砲撃が止みました」
「エネルギーが尽きたな・・・全艦、ガトリング砲を・・・」

 ドカ〜ン!!

 その時、閃光と衝撃が艦を襲った。
「都市帝国前方に敵艦!」
「目標、敵艦砲撃はじめ!」
 デモン艦隊はバルーゼ艦隊へ砲撃を開始した。


 バルーゼ艦――
「第一艦隊衝撃砲発射!」
 大戦艦から衝撃砲がデモン艦隊に発射された。


 デモン艦隊――
「提督、我が護衛艦は全滅!」 
 兵士は報告した。
「全滅だと?残存艦は何隻だ!」 
「本艦の他は50隻ほどです」
「全艦、あの旗艦のみを砲撃せよ」
 デモン残存艦隊はバルーゼ艦を手中砲撃するよう命じた。

 
- 5 -


 バルーゼ艦――
「左舷前方被弾!」
「おのれ〜全艦衝撃砲発射!」
 バルーゼは衝撃砲を発射を命じた。
「火炎直撃砲用意!目標、敵旗艦」
「エネルギー充填100%」
「発射!」
 バルーゼ艦から火炎直撃砲が発射された。


 デモン艦――
「敵旗艦に発射反応!」
「火炎直撃砲か・・・」

 バババ!!ドドン!!!

「味方戦闘艦15隻爆発!」
「都市帝国からミサイル接近!」
「何ミサイルだと!?」

 ドゴォ〜ン


「味方残存艦、全滅…!」
 兵士は艦隊の全滅を報告した。
「もはやこれまでか…。機関全速、目標敵旗艦!」
 デモンは最後を悟ってバルーゼ艦へ特攻を命じた。

 

 バルーゼ艦――
「敵艦が突っ込んで来ます」
「全艦砲撃!目標、敵旗艦!」
 バルーゼはデモンに止めを刺すべく攻撃を命じた。


 ドガン!!ドドドドド!!! 


 デモン艦は蜂の巣だらけになって炎と煙を噴出しながらバルーゼ艦隊へ突っ込んできた。


 デモン艦――
 戦闘艦橋はもはや火の海と化していた。艦全体が熱く燃え盛る炎に包まれ、いたるところで爆発しているのが振動でわかる。
「死して、聖大帝にお詫びを・・・」

 ドガーーーン!!


 大音響と共にデモン艦は粉々に砕けた。


「何とか、勝ちましたね提督」
 しかし、バルーゼの顔はまだ険しいままだった。


 その時、周囲の艦が次々爆発した。
 赤色星団の聖大帝が攻撃してきたのだった。


 いよいよ、白色彗星と赤色星団の最後の戦いが起ころうとしていた。
 戦闘能力を奪われたバルーゼの命運は如何に・・・・

 

第28章END...


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