軍艦やまと

戦艦大和宇宙戦艦ヤマト特別企画BBSMAILサイトマップLINK


- 第 29 章 -

- 1 -

 超弩級巨大戦艦空母――
「聖大帝、デモンが敗れ去りました」
「胸騒ぎがして急いだが遅かったか・・・」
「聖大帝に報告!敵は旗艦と思われる一隻だけです」
 兵士は報告した。
「彗星本体は直ぐ近くにいる筈だ!探せ!!」
 聖大帝は探すよう命じた。
「白色のヤツめ、一体どんな手でデモンを倒したのだ?」


 彗星帝国――
「大帝、バルーゼ提督が脱出艇で帰還してまいりました」
「自室で休息を取る様伝えろ!後は此のワシが始末をするとな・・・」
「はっはっ」
「ガトリング砲よりガトランチス砲と火炎直撃砲をランダム発射するのだ!敵にパターンを見抜かれたらこっちが不利になる」


 赤色艦隊――
「全艦、砲撃用意。目標、都市帝国!!」
 聖大帝は都市帝国への攻撃を命じた。
 聖大帝の艦隊は都市帝国への攻撃を始めた。
「聖大帝、都市帝国から砲撃が始まりました」
「見方戦闘艦爆沈!」
 赤色艦隊の砲撃は都市帝国にダメージを与えていなかった。
「おのれ〜白色の奴ら今に見ていろ。戦局を我が物にしてくれるわ」
「聖大帝、敵は火炎直撃砲で攻撃してきています」
「目標変更、都市帝国ガトリング砲!」
 聖大帝は彗星のガトリング砲を攻撃するよう命じた。
 その間にもその戦力を殺がれていった。
「そうか、・・・真上と真下。艦載機は都市帝国の真上から爆雷攻撃をしろ!」
 艦隊空母から無数の戦闘機が都市上方へ目掛け飛び立った。

 彗星帝国
「大帝、敵機多数が都市部に接近してきます」
「真上から攻めるつもりか・・・」

 その時、都市部へ攻撃が始まった。

 チュド〜ン!

「大帝、都市下部に敵艦多数接近!」
「真上と真下、はたして之は偶然だろうか?」
 

 赤色艦――
「全艦、都市下部の射出口を砲撃せよ!」
 赤色艦は都市下部へ集中砲撃を始めた。
  

- 2 -

 


 都市帝国――
「大帝、都市下部に敵の砲撃が集中しています」
「赤色の奴らに我が帝国の力を見せ付けてやる。都市下部より衝撃砲発射!」
 都市の下部から無数の砲が現れ赤色艦に照準を合わせた。
 照準が合うと赤色艦に衝撃砲が発射された。


 赤色艦――
「聖大帝、都市帝国下部より攻撃が始まりました」
 兵士は報告した。
「都市帝国下部の見方艦の半数が壊滅」
「全艦、都市帝国下部より回避せよ!」
 聖大帝は都市下部の見方艦に回避を命じた。
「主砲発射!」
 聖大帝の母艦の主砲が火を吹いた。
 

 ズガ〜ン


 バラバラバラッ


 聖大帝の母艦の主砲の威力は凄まじく都市帝国の下部の一部を破壊した。


 都市帝国――
「大帝、敵旗艦の攻撃で都市帝国下部の一部が破壊されました」
「我が都市帝国に傷を付けたことを後悔させてやる」
「ガトリング砲損傷!」
「急ぎガス帯で都市を覆うのだ!」
「ガス帯発生装置大破!」
 敵の攻撃でガス帯発生装置は使い物にならなくなっていた。
「都市下部に対惑星用ガトランチス砲を出せ!」
「大帝、それは・・・」
「ふっふっ。そうだ本当は地球に撃つ込んでやる為に開発させたものだ」
 都市帝国の下部が割れ超巨大な砲が現れた。


 赤色艦――
「聖大帝、都市帝国下部より超巨大砲が現れました」
「目標、都市帝国下部超巨大砲!発射!」
 聖大帝は都市帝国下部の超巨大砲を攻撃するよう命じた。

 !?
「聖大帝、攻撃が全く聞きません」
「大変です。都市帝国下部の砲のエネルギー値が急速上昇中です」
「全艦、反転ワープ!」
 聖大帝は反転ワープを命じた。

 

- 3 -


 都市帝国――
「エネルギー充填完了!」
「此の一発で終わりだ・・・発射!」
 ズォーダーズは切り札の発射を命じた。

 都市帝国下部の巨大な砲から強力なエネルギーが発射された!
 発射されたエネルギーは赤色艦隊へ真っ直ぐ伸びていった。


 赤色艦――
「聖大帝、敵から超強力なエネルギーが接近してきます」
 兵士は叫んだ。
「無差別ワープだ!」
 聖大帝は無差別ワープを命じた。
 聖大帝の母艦はいち早くワープで逃げた。

 聖大帝の母艦がワープ空間に消えた直後彗星帝国の強力なエネルギーが赤色艦隊を飲み込んだ。
 其処にはワープが間に合わず次々爆沈していく赤色艦の姿があった。


 超巨大戦艦空母――
「ワープ終了!」
「後続の艦は?」
 聖大帝は兵士に聞いた。
「後続の見方艦は・・・」
 兵士の顔を見た聖大帝は悟った。
「栄華を極めた我が帝国も此の艦一隻だけか・・・」
 聖大帝は、ふっとこぼした。
「こうなったら切り札を使う。エネルギー充填にかかれ!」
「はっはっ、エネルギー充填に入ります」
 聖総統の母艦は超兵器へのエネルギー充填に入った。
「彗星の位置は?」
「我が艦の左後方30度、250万宇宙キロです」
「反転、都市帝国へ砲口を向けよ!」
 聖大帝の艦は都市帝国へ砲口を合わせるため反転した。
 

 都市帝国――
「大帝、敵は何か超兵器を使うつもりのようです」
「何をするつもりか知らんが我が帝国に牙を剥いたからには全力で叩くまでだ!」
 其処へ兵士が報告に来た。
「ガトリング砲及びガス帯発生装置修理完了しました」
「ガス帯を纏え!」
 大帝はガス帯発生装置の始動を命じた。
 ガトリング砲がゆっくり回り始め気流が発生し始めた。
 

- 4 -


 聖大帝艦――
「エネルギー充填100%・・・」
「そうだ、エネルギーを600%まで充填するのだ!」
 聖大帝はエネルギーを600%まで充填するように命じた。
「聖大帝、それは危険です。600%も充填したら発射口が壊れてしまいます。若し、彗星を倒せなかった時は・・・」
「ふっふっふっふっ、その事か。グレーダー説明してやりたまえ」
「はっ、御説明申し上げます。此の兵器は、ヤマトの波動砲並みのエネルギーを必要とします。
此の兵器は敵のバリアを無効化し装甲などを脆くすることが出来ます。大量のエネルギーが必要な為一回しか撃つことが出来ません」
「有無、説明ご苦労」
「エネルギー充填250%。発射口への閉鎖弁開きます」
 兵士たちは着々と発射準備を進めた。

 

 彗星帝国――
「ガス帯修復率60%!」
「敵、エネルギー上昇中。現在の推定充填率300%・・・」
「その程度のエネルギーで我が帝国は倒れん」
「回転ミサイル発射!」
 !・・・・?
「大帝、回転ミサイル発射不能です」
 兵士は報告した。
「原因は何だ!」
「伝動装置の故障かと思われます」
「速やかに修理せよ!」


「敵艦のエネルギー充填率400%を超えました」 
「修理完了しました」
 兵士は報告した。
「回転ミサイルを連続発射しろ!」
 大帝は命じた。

 修理が完了した、ガトリング砲から回転ミサイルが次々発射された。


 聖大帝艦――
「聖大帝、彗星からミサイル多数急速接近中です」
「撃ち落しますか?聖大帝」
 グレーダーは指示を仰いだ。
「構わん、此処でしくじれば我々は終わりだ。エネルギー充填を急がせろ!」
「エネルギー充填を急げ!」
 グレーダーは兵士に聖大帝の命を伝えた。

「エネルギー充填600%!」
 兵士はエネルギー充填完了を報告した。


- 5 -

 


 彗星帝国――
「敵、エネルギー充填率600%!」
 兵士は報告した。
「そんなに充填しても我が帝国を倒せんぞ!あっはっはっはっはっ」
「気流復旧しました」
「敵へ向け要塞を発進させよ!」
 大帝は赤色艦へ進撃を命じた。


 聖大帝艦――
「聖大帝、彗星が動き始めました」
「敵は油断しているな・・・我が兵器ではダメージを与えられないと」
「その様で・・・」
「彗星帝国、最大威力射程距離まで50宇宙キロ!」
「発射10分前!」
 兵士は報告した。
「自ら地獄へ近づいてくるとも知らずに・・・くっくっくっくっくっ」
 

 彗星帝国――
「敵まで後200宇宙キロ!」
「我が帝国が踏み潰すのが早いか、撃滅されるのが早いか・・・・」
「速度を上げよ!」
 大帝は速度を上げるよう命じた。
「動力回路、2〜4オープン!」
「動力回路、2〜4オープン!」
「動力回路、2〜4オープン!」
 主席操縦士から命令が下の操縦士へ下った。
「スイッチオン!」
 主席操縦士は動力回路のスイッチを入れると彗星は速度を上げ赤色星団の聖大帝艦へ向かった。


 聖大帝艦――
「彗星が速度を上げ接近してきます」
「もっと、引き付けて一撃で葬るのだ」
「聖大帝、彗星が速度を上げた為発射が間に合いません」
 兵士は叫んだ。
「カウントダウン中止。緊急発射だ!」
 聖大帝は、直ぐに発射するよう命じた。

 

第29章END...


次章「第30章」へ

>>再建篇トップへ戻る

※当作品は、原作とは一切関係ありません※
COPYRIGHT (C) グレートヤマト/軍艦やまと<宇宙戦艦ヤマト-再建篇->製作委員会