軍艦やまと

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- 第 31 章 -

- 1 -

 ネオ・デスラー艦
「総統、ボラーコンピューターへの攻撃準備完了しました」
 タランは報告した。
「タラン、はじめてくれ給え」
「はっ、ボラーへのウィルス攻撃を開始せよ」
 タランはコンピューター技師に攻撃開始を命じた。
 ガルマンのコンピュータ技師は凄い勢いで器機を操作し始めた。
 開始数秒で兵士は報告した。
「ボラー基地のコンピュータに侵入成功しました。ボラー基地からの連絡を装った電報でウィルスの転送プログラムの設置にも成功しました」
「ご苦労、暫く監視せよ!」
 デスラーはコンピュータ技師に監視を命じた。
「ボラーコンピュータの監視をいたします」
「タラン、ガルマン・ウルフに基地攻撃を命じよ」
「はっ、ガルマン・ウルフに伝えます」


 次元潜航艇艦隊旗艦ガルマン・ウルフ号
「司令、タラン副総統からボラー中間基地へ攻撃せよと暗号電文です」
 フラーケンの副官は報告した。
「全艇、ボラー中間基地惑星を攻撃せよ!」
 フラーケンは全艇に攻撃開始を命じた。
 ボラー領内の亜空間断層に潜む100隻を超える次元潜航艇群から亜空間魚雷が発射された。

 
 ボラー中間補給基地
「司令、コンピュータが此方の操作を受け付けません!」
「原因は何だ!」
 司令は原因を追究するよう命じた。
 兵士は原因を調べ始めた。

 其の時、基地は爆発音と衝撃が襲った。
「何が起こったのだ!?」
「大変です。駐留艦が全艦爆発しています」
 兵士は報告した。
「誰がやったか徹底的に調べるのだ!此のことを首相にご連絡するのだ」
「司令、コンピュータに侵入の形跡がありました」
「誰が侵入たのだ?」
「それが・・・」
「それが、如何した。早く続きを言え!」
「我、基地を経由して侵入されたことが判明しました」
「それで、誰が侵入したのだ?」
「恐らく、ガルマンかと思われます」
「駐留艦隊の爆発もデスラーの仕業か・・・・」
「通信回路復旧しました」
「首相に繋いでくれ!」
「はっ」
『用も何のに通信はするなと言ったのを忘れたか!』
「それは、存じております」
『知っているのなら何故連絡した。理由を陳べよ!』
「それが、ガルマンから攻撃を受けたので・・・」
『デスラーが攻撃を仕掛けてきただと!何故、直ぐに連絡しなかった』
「それが、我陣営の基地を経由したコンピュータ攻撃で通信が遮断されまして修理に手間取った為遅れました」
『何故、迎撃しに行かん!』
「それが、艦隊を全て失いまして・・・・」
『全て失ったとは如何いう了見か?』
「レーダーに反応が無かったので油断してました」
『君は司令は最下級兵士に降格だ!』
 ビュウウウウ

「待って下さい。首相!」

- 2 -


 超弩級機動戦艦
「我、中間補給基地へワープせよ」
 マルチェンコフは全艦にワープを命じた。
 マルチェンコフの超弩級機動戦艦に続くようにボラー艦がワープしていった。


 ネオ・デスラー艦
「マルチェンコフがフラーケンの居る宙域にワープを行った模様」
「ガルマン・ヤマトへフラーケンの居る宙域へワープしボラーの目を逸らしつつ攻撃せよ!」
 タランはドメラーに命じた。

 ガルマン・ヤマト
「了解、ボラーの目を逸らしつつ撃滅します」
 ドメラーはタランからの指示を実行に移した。
「ガルマン・ヤマト、ボラー補給基地シラバ星へワープ!」
 ガルマン・ヤマトは空間を歪めると一気にワープ空間に消えて行った。


 次元潜航艇艦隊旗艦
「フラーケン司令、間もなくドメラー将軍が応援に到着するそうです」
「此の作戦の提唱者は?」
 フラーケンは兵士に聞いた。
「タラン副総統です」
「流石、デスラー総統の副官を長年勤めてこられただけある」
「司令、ガルマン・ヤマトが本艦隊後方10宇宙キロ付近にワープアウトしました」
 フラーケンにはタランの意図が直ぐに分かった。
 総統の母艦を除いて最強のガルマン・ヤマトに敵の目を剥け、ガルマン・ヤマトの攻撃の影で暴れろと・・・


 ガルマン・ヤマト
「レーダーに空間湾曲反応。マルチェンコフが出撃してきた模様」
 レーダー兵は報告した。
 此のことはフラーケン側でも捕らえていた。
「全砲門、ボラー艦隊へ合わせろ!」
 ドメラーは次々、攻撃準備を命じた。


 超弩級機動戦艦
「レーダーに反応!」
「直ぐに調べろ!」
「照合結果、ガルマン艦」
 兵士は報告した。
「いい機会だ。先ずあの戦艦を撃滅するのだ!」
「全艦攻撃準備!目標、ガルマン・ヤマト!」


 ガルマン・ヤマト
「撃て!」


 超弩級機動戦艦
「攻撃開始!」


 ボラー艦隊とガルマン・ヤマトは同時に火を吹いた。
 此の瞬間、ガルマンとボラーの最終決戦の幕が開けた。


「ガルマン・ヤマトの初激で20隻が沈没しました」
「一撃で二十隻だと?何かの間違いだ!周囲を調べろ」

 次元潜航艇艦隊旗艦
「敵は、我らの存在に気付いていないな・・・ガルマン・ヤマトのお陰でな」
「司令、次弾装填完了しました」
「ガルマン・ヤマトの砲撃まで待て!」

 

- 3 -


 ガルマン・ヤマト
「当方の被害は?」
 ドメラーは兵士に聞いた。
「被害は軽微です」
「主砲第二射開始!」
 ズド〜ン

 ガルマン・ヤマトの主砲はボラー艦に発射された。
 其の影で次元潜航艇も亜空間魚雷で攻撃した。


 超弩級機動戦艦
「敵に発射反応!」
 チュド〜ン。ズズッ〜ン

 周囲の艦の爆発の振動が伝わってきた。
「命令は出す時間が無い。各艦長は各々の判断で攻撃せよ!」
 マルチェンコフは各艦に命じた。

 ボラー艦が時差をおいてガルマン・ヤマトへ集中砲撃し始めた。


 ガルマン・ヤマト
「左舷に被弾!」
「右舷高射砲大破!」
「ガルマン・タイガー発進!」
 ドメラーは艦載機の発進を命じた。

 超弩級機動戦艦
「我艦載機全機発進せよ、ガルマン・ヤマトを空襲するのだ!」

 其の時、超弩級機動戦艦にエネルギーが命中した。 

 ドシ〜ン
「何だ?」
「左舷、超巨大主砲大破!」
「誰が撃ったのだ!」
「レーダーには反応がありませんでした」
「まさか、デスラーが・・・」

 此の砲撃は、まさにデスラー撃ったものだった。


 ネオ・デスラー艦
「前方100万宇宙キロにボラー艦隊確認」
「先の攻撃は命中したか?」
「恐らく命中したはずです」
「ドメラーの戦況は如何だ?」
 デスラーはドメラーの戦況を聞いた。


- 4 -


 ネオ・デスラー艦
「ガルマン・ヤマト、損傷しているも健在。しかし、戦況は不利の模様」
 兵士は報告した。
「フラーケンは何をしている」
「ガルマン・ヤマトの攻撃の影で戦闘を行う手はずになっています」
「其の前に、あの巨大な砲を破壊する」
「主砲発射準備、目標敵旗艦巨大砲!」
 タランは兵士に命じた。
「発射準備完了!」
「良し、発射!」
 デスラーは発射を命じた。

 ネオ・デスラー艦の主砲群は一斉に火を吹いた。


 超弩級機動戦艦
「目標、ガルマン・・・」
 チュド〜ン。ズシ〜ン
「左舷、超巨大主砲被弾!」
「敵機襲来!」

 ボラー艦隊上空でドッグファイトが始まった。
「小うるさいガルマン機を撃墜するのだ!」
 ボラー艦がガルマン機に嵐の如く対空射撃を浴びせた。
 ガルマン機はボラー艦の嵐の対空砲火で急激に減らされていった。

 ボラー機隊長
「全機、ガルマン・ヤマトへ攻撃開始!」
 ボラー機はドメラーの策略に気付いていなかった。


 ガルマン・ヤマト
「ダミー機、全滅!」
「全対空砲掃射準備!」
「ボラー機、急速接近中!距離0.6」
 その間、敵弾を受けるもさほど被害は無かった。
「対空砲掃射開始!」
 ガルマン・ヤマトの対空砲はボラー機を一気に撃ち落していった。


 超弩級機動戦艦
「我、艦載機全滅!」
「全滅だと?」
「見方艦が次々沈んでいきます」

 デスラーの超長距離砲はボラー艦を宙の藻屑の沈めていってた。

「首相、亜空間ソナーが次元潜航艇を捕らえました」
 兵士は報告した。
「ふっふっふっ、ブラックホール砲次元断層に向け発射!」
 超弩級機動戦艦からブラックホール砲が次元断層に発射された。 


 

- 5 -


 次元潜航艇艦隊旗艦
「司令、ブラックホール砲が我艦隊に発射されました」
「何?緊急回避だ!」
「間に合いません」
 次の瞬間半数以上の潜航艇がブラックホールの餌食になった。
「浮上、全速後退だ!」
 フラーケンは命を下した。
 ボラーの策略と知りながら・・・


 超弩級機動戦艦
「敵、潜航艇浮上しました」
「私の思うつぼに嵌りよった。全艦、敵潜航艇を一隻残らず沈めるのだ!」
 ボラー艦隊の攻撃はガルマン・ヤマトから次元潜航艇へかわった。


 ガルマン・ヤマト
「ドメラー司令、攻撃が潜航艇に集中しています」
「新型磁力機雷を投下、物質移送機でボラーにプレゼントしてやれ」
「はっはっ、磁力機雷をボラーに送ります」

 機雷が投下されると機雷は前面に移動した。
 格納式移送機がガルマン・ヤマトの側面から出ると同時に作動し、機雷は次々ワープして行った。

 

 超弩級機動戦艦
「レーダーに空間湾曲反応!」
「何!デスラーか?」
 マルチェンコフは聞いた。
「いえ、小さい物が多数・・・」
 レーダー兵は言葉を失った。
「続きを言え!」
「艦隊を包むように機雷が現れました」
「構うものか機雷諸共、ガルマンを砲撃するのだ!」
 次の瞬間次々艦が謎の爆発を起し沈んでいった。
「首相、攻撃を止めてください」
「攻撃を止めろだと?貴様、ワシに逆らう気か?」
「いっいえ。あの機雷、普通の機雷ではありません」
「普通の機雷では無いだと」
「はい、ですから分析が済むまで攻撃は待って下さい」
「良かろう・・・サッサと、分析しやがれ」
 兵士は直ぐに分析に入った。


「分析の結果、リモートコントロールの上認識型の嫌いと判明」 
「我らは鳥かごの中の鳥と言う訳か・・・」
「首相、体制を立て直したガルマンと機雷で3分の2が沈みました」
「!?そうだ、ワープで接近砲撃戦に持ち込むのだ!」
「全艦、ワープ準備目標ガルマン艦!」

 

第31章END...


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