軍艦やまと

戦艦大和宇宙戦艦ヤマト特別企画BBSMAILサイトマップLINK


- 第 36 章 -

- 1 -

 ヤマト
「艦長、攻撃場所を惑星部にしているのですが気流に吸い寄せられダメージを与えることが出来ません」
 斉藤は言った。
「アンドロメダのエネルギー値、上昇中です。ハイパー・拡散波動砲を撃つ物と思われます」
「噴射停止! アンドロメダの援護せよ!」
 古代は、アンドロメダの援護をするよう命じた。


 彗星帝国
「地球艦の一隻にエネルギーの上昇を確認!」
 兵士は言った。
「撃たせるものか! 其の艦を真っ先に沈めろ!
ガトランチス砲の砲口をその戦艦に遭わせろ! 一撃で葬ってやる!」
「はっ、照準変更を行います」

 

 ステルス艦
「破滅魚雷用意! 目標ヤマト!」
 司令は、ヤマトへ攻撃するよう命じた。
「全艦、攻撃準備完了!」
「ヤマトよ受け取れ! 破滅・・・・」
 ズズ〜ン・・・
「何事だ!」
「それが、見方艦が突如爆破しました」
「何? 爆発だと! 貴様、何処を見ていた!」
「レーダーを見ておりましたが・・・」
 ドガーン
 其の間にも、ステルス艦は数を減らしていった。
「誰が、撃った。 何処から攻撃して来た」
「地球艦隊に、発射反応は見受けられませんでした」
 其の攻撃は、ネオ・ガルマンウルフ艦隊がしていた。

 

 ステルス型次元潜行戦艦旗艦
「司令、ソナーに敵艦を補足! 第一攻撃全て敵潜航艇に命中!」
「ヤマトの様子は?」
 フラーケンは聞いた。
「損傷しているも健在! 」
「先ずは、敵潜航艇を撃滅せよ! さすれば彼らも都市帝国との戦闘に集中できるだろう・・・」
「全艦、亜空間魚雷発射準備完了!」
「全艦、主砲に爆縮ガルマンカートリッジ弾を連続装填出来るようにしておけ!
敵潜航艇が片付いたら要塞下部の巨砲を破壊する」

 

 ステルス艦
「敵の位置は、まだ掴めないのか?」
「はっ、善意索敵も反応ありません。 若しかしたら同じステルス型の潜航艇の可能性があります」
「ステルスだと! 我が帝国の最新技術だぞ!」



- 2 -


 彗星帝国
「大帝、我がステルス艦が謎の敵の攻撃を受けております」
「何? 攻撃を受けているだと!」
「はっ、全ての探知機に反応がありません」
「ステルス艦だけでは地球艦隊を始末できないのは、わかっていた事だ!」
「では、どのように致しますか?」
「ステルス艦は切り捨てる! その代わりシリウス恒星系に、待機させている主力艦隊の全てを呼べ!」
「えぇ〜つれて来た、最後の艦隊を全て投入されるのですか?」
「聞こえなかったのか? ミル!」
「直ちに呼びます」
 大帝は、全艦隊を投入するよう命じた。


 白色彗星帝国最強主力艦隊
「司令、大帝より出撃命令が来ました」
「判った、場所は?」
「太陽系土星圏・・・」
「大帝は『お前たちの出番は無いだろう』と言っておられたのに・・・・」
「と、言うことは、バルーゼ提督が・・・負けた」
「話は、此処までだ! 全艦攻撃準備の上ワープせよ!」


 アンドロメダ
「エネルギー充填完了!」
「全艦総員、対閃光防御!」
「ハイパー・拡散波動砲発射10秒前、電影クロスゲージ明度20・・・」
 カウントダウンが始まる・・・
「5,4,3,2・・発射ーーーーーーーーー!」
 アンドロメダの艦首から強力なエネルギ−が、都市帝国へ発射された。


 都市帝国
「敵艦1隻より超強力エネルギー接近! 回避不能です」
「そんなエネルギー気流で無効にしてやる!」
「大帝、無理です! 敵弾は、ガトリング砲より下へ着弾します」
 其の直後、司令室に激しい閃光が飛び込んでくると同時に衝撃が襲った。

 ドガーン・・・

 司令室に、けたたましく警報が鳴り響いた。
「何が起こった!」
「それが、都市要塞下部の一部が完全に崩れ落ちました。
その際、ガトリング砲も崩壊しました」
 兵士は、報告した。
「ガトランチス砲の用意を急げ!」
「恐れなが、大帝」
「何だ!」
「今の、地球艦隊の攻撃で、第八動力炉と制御装置が損傷しました」
「動力炉は無事なのだろうな・・・」
「はい、熱センサーが働いておりますので火が入ることはありません。
損傷した場合、自動的に停止する仕組みになっています」
「直ちに、機能回復に当たれ!」
 大帝は、都市帝国の機能回復を命じた。

 

- 3 -



 ステルス型次元潜行戦艦旗艦
「司令、全艦攻撃準備完了!」
「敵艦を一気に沈めるぞ! 攻撃開始!!」
 フラーケン率いる艦隊は、彗星帝国の潜航艇へ猛攻を加えた。


 ステルス艦
「司令、未知の敵の猛攻で見方の大半が沈みました」
 ズド〜ン・・・ ドカーン

 艦橋に、見方艦の爆発の閃光が飛び込んでくる。
「残存艦は?」
 司令は聞いた。
「本艦以下、10隻です」
「最早、命運は尽きた・・・・」
 次の瞬間、残存艦は大爆発を起こし、全滅した。


 都市帝国
「大帝、我がステルス艦が全滅した模様です」
 兵士は、報告した。
「そうか・・・ ミル!」
「はっ」
「都市機能の回復には後どのくらい掛かる?」
「後、1ガトランチス時間で完了します」
「ミル、修理が終わったらワシの切り札を動かせるようにしておけ!」
 大帝は、そう言うと司令室を後にしようとした。

 

 ステルス型次元潜行戦艦旗艦
「敵艦、反応消滅!」
 兵士は、報告した。
「攻撃目標、都市要塞下部の巨砲!」
 次元断層内でガルマンの潜行戦艦は、主砲の砲身を要塞の巨砲に合わせた。
「各艦、照準セット完了!」
「カートリッジ弾、連続装填装置セット良し!」
「全艦、都市要塞下部へ砲撃開始!」
 フラーケンの命と共に100隻の潜行戦艦の主砲は一斉に火を噴いた。
 発射されたカートリッジ弾は、都市帝国の下部に次々突き刺さって爆発が起こった。

 

- 4 -


 都市帝国
 ズズ〜ン!
「大帝!」
 退出しようとした大帝を兵士が呼び止めた。
「何だ!」
「未知の敵の砲撃が、ガトランチス砲を中心に要塞下部に集中しています。
此のままでは、ガトランチス砲が崩れ落ちてしまいます」
 そして、最も大きな爆発の衝撃が司令室に伝わってきた。
「要塞下部のガトランチス砲、大破! 落下しました」
「我が要塞は、全くの無防備では無いか!」
「ミル! 我が最強艦隊は何時到着する?」
「間もなく到着するはずです」
 ミルの報告と同時に兵士は声を上げた。
「レーダーに反応! 見方識別信号グリーン。 最強主力艦隊の到着です」
 損傷した都市要塞の前に、大戦艦、超大型ミサイル艦、空母群の3000を遥かに越える
ズオーダーズが、率いて来た艦隊で最も強く、最も数が多い艦隊が現れた。
「来たか・・・待ちわびたぞ! あはっはっはっはっ、わっはっはっはっはっ、之で、地球艦隊も終わりだな」


 ヤマト
「れーだー二反応・・・ 敵のカズ、5000・・・」
 アナライザーは、報告した。
「何! まだ、居たのか? 之より、艦隊戦に入る。主力戦艦、集結せよ!
艦載機隊は、各母艦より発進準備に入れ!」
 古代は、各艦に下命した。
 帰還先を失ったの艦載機のために生き残った艦隊は分担して受け入れ補給を行った。
「大田、分析は終わったか?」
「はい。 分析結果、戦艦1000、ミサイル艦1500、空母500、駆逐艦、護衛艦2000です」
「地球艦隊の戦力総数100余り・・・」
「艦隊配置は、空母を守るよう主力戦艦が囲み、其の周りに駆逐艦と護衛艦が・・・
前面にミサイル艦が配置されています」
 大田は、メインパネルに敵の配置図を写した。
「こんな、大艦隊に勝てるのか?」
 南部はぼやいた。
「勝てるのかではない・・・ 勝たなければならないんだ! 何があってもだ!!」
 古代の目には光が篭っていた。

 

 同じころ・・・
 東部方面軍司令部
「ガイデル提督、ガルマン・ウルフから通信です」
「読め!」
「我、敵潜航艇撃破の後、敵要塞の巨砲を破壊せり。其の直後、5000余りの大艦隊出現!」
 兵士は、通信内容を読んだ!
「此の事をデスラー総統に、お伝えするのだ!」


- 5 -



 ネオ・デスラー艦
「総統、ガイデルから入電!」
「タラン、パネルに回してくれ!」
「はっ」
 タランは、デスラーの席のモニターに通信を回した。
『デスラー総統、ガルマン・ウルフからの戦況報告です』
 デスラーは、頷いた。
『ガルマン・ウルフは、敵潜航艇を撃破の後、敵要塞の巨砲を破壊いたしました』
「それで、ヤマトの状況は?」
「損傷しているも健在だそうです」
「そうか・・・」
『総統、此の後が最も重要な情報です。敵要塞の前に大艦隊がワープで出現したそうです』
「規模と艦隊比率は?」
『戦艦1000、ミサイル艦1500、空母500、駆逐護衛艦2000の計5000余の大艦隊だそうです』
「私は、3000超の艦隊を率いている。 当初は、そこで補給する予定だったが、之からワープで戦闘宙域へ突入する」
『総統の御武運をお祈りしています』
「有無・・・」
 ビュウウウウーーーー
 スクリーンからガイデルの姿が消えた。


「全艦、ワープ!」
 デスラーの号令と共に大艦隊は、次々ワープ空間に消えていった。


 彗星帝国
「直ちに、地球艦隊へ総攻撃を開始せよ! 一気に捻りつぶすのだ! 破片の一片も残すことは許さん!」
『畏まりました。 一片も残さず葬って差し上げます』


 彗星帝国最強主力艦隊
「大帝の御命令だ! 地球艦隊を一片も残らないよう徹底的に攻撃しろ!」
 最強艦隊の司令は、各艦に命令を出した。
「空母艦載機は、地球編隊を引き付け撃墜しろ!」
「全艦、戦闘開始!」
 司令は、声高々に戦闘開始を命じた。


 ヤマト
「敵空母群から、無数の艦載機が射出されました」
 大田は、報告した。
「全機、発艦! 敵機を撃墜若しくは、対空砲火圏内に誘導せよ!」
「艦長・・・ いや、司令任せておいてください! ご期待通りの仕事をしてきますよ」
 加藤は、艦長と言いかけたが、途中で言いかえた。


 地球艦隊と白色彗星帝国の最強主力艦隊との間で戦闘が幕を開けた。
 最強主力艦隊の後ろで、復旧作業を進める都市帝国が戦列に復帰するのも時間の問題だ!
地球艦隊の運命は、如何に・・・ 潜行したままのネオ・ガルマンウルフ艦隊は、如何動くか?
デスラーの大艦隊の到着は何時なのか?

 

第36章END...


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