軍艦やまと

戦艦大和宇宙戦艦ヤマト特別企画BBSMAILサイトマップLINK

旧海軍兵学校巡り

第1回「特殊潜航艇」

第2回「駆逐艦雪風」

第3回「海龍試作3号艇」

第4回「海軍の大矛」

第5回「駆逐艦梨」

第6回「健在!赤レンガ」

第7回「御影石の大講堂」

第8回以降企画予定

※このページで使用させていただいている写真は、桜酒さんにいただいたものを使用させていただいております。この場を借りてお礼申し上げます。

旧海軍兵学校巡り

<第2回>駆逐艦雪風、ここに眠る

 駆逐艦雪風は、陽炎級に含まれる駆逐艦である。この艦は帝国海軍艦艇の中で最も幸運な艦と言われ、マリアナ沖海戦を除くミッドウェー海戦、ガダルカナル島攻防戦、レイテ沖海戦等、ほとんどの主要作戦に参加したが、全て生還。さらに戦艦大和と海上特攻作戦に参加したが、無事に佐世保へと帰投している。しかし、雪風の僚艦は常に大破・沈没し多数の戦没者を出したことから、雪風を「死神」と呼んで同航することを嫌がる他艦の乗組員もいたらしい。
 この陽炎級は朝潮級の改良型で、航続距離、雷装、速力などが改良された。速力は35ktという高速で、次発装填装置も備え、魚雷の連続発射が可能となっていた。陽炎級は日本の艦隊駆逐艦の中で最も優秀な部類に入り、世界に誇れる駆逐艦として大戦前半の主力として活躍した。雪風は戦後、戦時賠償艦として中国海軍へ引き渡され、「丹陽(タンヤン)」と改名された。そして波乱な人生を送っていた丹陽であったが、1966年に除籍され、さらに1970年5月に台風により座礁してしまい、損傷が酷かったためスクラップにされてしまった。数々の危機を乗り越えてきた幸運艦であったが、こうしておよそ30年の生涯を終えたのであった。

この雪風の錨は、1971年12月、中華民国政府より返還され、現在はここ、広島県の旧海軍兵学校へ保存されている。

帝国海軍駆逐艦「雪風」
■基準排水量:2033t
全長:118.5m ■最大幅:10.8m ■喫水:3.8m 
■出力:52000馬力 ■速力:35.5ノット
■航続距離:5000浬/18ノット
■乗員:239人
■兵装(初期)
・12.7cm50口径連装砲×3
・25mm連装機銃×2
・61cm魚雷発射管(次発装填装置付き)×2
・対潜水艦機雷16個 他


駆逐艦「雪風」最終時

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